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須崎海岸とジオクルーズ須崎海岸とジオクルーズ

見上げると圧倒される巨大な岩石。
幾つもの年月をかけてできた神秘的な縦じま模様。
この岩石が、はるか彼方の大陸でできたものだと知ると、
あらためて、大地への好奇心がかきたてられる。

日本列島誕生の鍵を握るかもしれない地層

三瓶湾の岬の先端にある須崎海岸。この縦じま模様の正体は火山灰が海底に降り積もってできて固まった「凝灰岩(ぎょうかいがん)」。かつては水平だった地層が、地殻変動の影響で垂直になり、現在のように縦じま模様になった。約4億年前に生きていたハチノスサンゴの化石が発見されたこの地層は、黒瀬川構造帯の一部とされる。黒瀬川構造帯は西予市城川町黒瀬川地区で初めて本格的な研究がされたため、その名がついた。約2億5千万年前に誕生したとされる日本列島よりも古い地層ではるか彼方の大陸の一部ではないかと考えられている。

この須崎海岸には約300mの遊歩道が整備されており、その自然美を間近に観察することができるが、さらにおすすめなのが海上からこの大地の神秘を眺める「ジオクルーズ」だ。三瓶湾に面した老舗ホテル「みかめ本館」からは屋形船が、昔なららの手造りじゃこ天で有名な「じゃこ天 開洋」からは海上タクシーが出航している。

 

須崎海岸への想いを語る船長

普段はなかなか見ることができない遊歩道の裏側の須崎海岸

獲れたて旬の味に舌鼓をうちながら

今回は予約されている団体客とともに屋形船に同乗した。
複雑に入り組んだリアス海岸の三瓶湾を船から眺めると、他とは明らかに趣が異なる須崎海岸の岩石。普段は見ることができない、遊歩道の裏側からも岩石を眺めることができ、海岸線から約10mの沖合から見上げるその光景は圧巻だ。さらに、須崎海岸の成り立ちや魅力を熱く語る船長の説明に思わず引き込まれ、三瓶湾で収穫された旬の魚と地元産の日本酒が、ひとときの船旅をより情緒豊かなものにしてくれる。
須崎海岸周辺は魚付き保安林としてウバメガシが植林され、リアス海岸に流れ込む豊富な栄養素を求めて旬の魚が集まる豊かな漁場でもある。

屋形船は須崎海岸を後にし、三瓶湾の沖合に。海岸を見ると、山並みが仰向けに寝ている観音様のように見える。観音様の頭の先にあたる部分が、約4億年前の地層がある須崎海岸だ。おでこにあたる部分の須崎園地には、須崎観音像が建てられ、まるで観音様のまつ毛のように見える。「夕方になると、オレンジの夕日を背景にゆったりと寝ている観音様が美しいんだ」と語る船長。次回は少し時間をずらして、ジオクルーズを楽しんでみたいと思う。

須崎海岸の詳細はこちら

三瓶湾の新鮮な海の幸に舌鼓

夕刻に美しい寝観音

ジオクルーズのお問い合わせ

屋形船

  • 人数/35名まで
  • 料金/貸切で40,500円(税込)※食事別
  • 所要時間/90分
  • 休み/冬季休業中(12月~2月)
  • 問合せ/TEL:0894-33-2001(みかめ本館)

海上タクシー

  • 人数/~13名
  • 料金/5名まで5,000円、追加1人につき1,000円
  • 所要時間/60分
  • 問合せ/TEL:0894-33-2023(じゃこ天 開洋)
  • その他/ガイド料2,000円追加でガイド付きのクルージングも楽しめます。
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