観光地三瓶町名由来の碑
三瓶町名由来の碑
日吉崎の「三瓶町名由来の碑」のあるあたりに、昔三つの瓶が流れついたという伝説から、「三瓶神社」という社が建てられました。 この社が三瓶町名の起源となったものです。
碑文によると、「源平の昔、嵐の夜のあと、この辺りの砂浜に三つの瓶、一振りの剣、一本の鼓が無数の蜷に担われて、打ち上げられていた。村人は、これ等 こそ神社の賜り物と、これ等の品々をご神体としてこの地に小祠を建てて祀り、三瓶神社と称した」とあります。
この三瓶神社は明治42年(1909年)に国造神社に合祀されましたが社殿はそのままに残されていました。 社殿も昭和48年(1973年)に取り壊され、昭和53年(1978年)に「三瓶町名由来の地」の碑が建てられました。 剣はどこに祀られたかは定かではありませんが、三つの瓶は伝説の絵馬と共に、宇和町岩木の三瓶神社に奉納されています。 鼓は、火寄崎(現日吉崎)の丘でこの鼓を打つと奥地湾(三瓶湾)一帯に響きわたったことから「高音の鼓」と呼ばれ、今も国造神社の社宝として保存されています。
- 三瓶・明浜地区
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住所 | 愛媛県西予市三瓶町朝立 旧三瓶支所より徒歩で約1分 |
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交通 | 松山道西予宇和ICから車で30分 |
連絡先電話番号 | 西予市三瓶支所/TEL 0894-33-1111 |