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モデルコース4億年の大地の営み 黒瀬川構造帯巡り

「日本列島誕生の鍵を握るかもしれない」
そんな大地の神秘とロマンをかき立てられる地質が西予市には存在します。

周囲よりはるかに古い4億5,000万年前の岩石が存在する黒瀬川構造帯。西予市城川町の旧黒瀬川村ではじめて本格的に研究されたため、その名がつきました。幅数十kmの範囲に九州から四国を経て関東に至るまで総延長1,000kmにも及ぶ特異な地層で、一説でははるか遠い大陸に存在していた大地の一部ではないかと考えられています。

実は、西予市の東から西へ黒瀬川構造帯が走っており、その露頭が見られるスポットが多数存在します。そのなかには、三滝火成岩や寺野変成岩など地域の名前がついた岩石もあります。私たちのルーツとアイデンティティを強く意識させられる大地を巡る旅。さあ、四国西予ジオパークに出かけてみませんか?

所要時間:約2時間
(施設内見学、移動時間を含む)

①三滝渓谷

三滝渓谷では、黒瀬川帯を構成する三滝花こう岩類や石灰岩、凝灰岩、れき岩、砂岩、泥岩など多くの岩石を観察できます。このようにいくつもの岩石が接している場所は浸食されやすく、そのため三滝渓谷では大小多くの滝を見ることができます。三滝山の中腹にある三滝渓谷。ふもとの三滝神社までは約600mの遊歩道が整備され、鳥のさえずりを聞きながら、圧巻の渓谷美とともに、新緑、紅葉、雪化粧といった四季の彩りを満喫できます。

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②西予市立城川地質館

次に訪れていただきたいのが、三滝山の入り口付近にあるジオの学習拠点、西予市立城川地質館です。黒瀬川構造帯の上に立つ同施設。黒瀬川構造帯をはじめ、四国西予ジオパークの特徴や、地球の成り立ちについてパネルや映像を用いて紹介しており、大地の営みについて体系的に学ぶことができます。また、西予市内を中心に世界各地で採取された貴重な岩石も間近に見学でき、大地への興味をかきたててくれます。
※西予市立城川地質館は、2020年度にジオミュージアム(仮称)として移転予定です。

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③嘉喜尾の黒瀬川ロード

西予市立城川地質館で大地の営みについて深く学んだ後は、嘉喜尾の黒瀬川ロードを散策してみましょう。ここの石灰岩や凝灰岩からは、約4億2,000万年前に暖かい海で生息していたハチノスサンゴやクサリサンゴなど、愛媛県の天然記念物にも指定されている珍しい化石が発見されています。かつては黒瀬川村と呼ばれていたこの地域。周囲とは異なるこの地質の本格的な研究が初めてこの地域で行われたことから、黒瀬川構造帯の名前の由来となっています。

④大和田橋のかめ穴

野村町の県道29号線沿いの大和田橋から肱川を見下ろすと、川岸の岩石に大きな穴が点々とあります。これは、川底のくぼみに入った小石が急流で転がり、削ってできた「かめ穴(甌穴)」です。このかめ穴が観察できる地質は黒瀬川構造帯の一部に含まれます。また、大和田橋のかめ穴の上流は、約4億2,500万年前の三葉虫の化石が、愛媛県で初めて発見された場所でもあります。

⑤須崎海岸

西予市の東から西へと連なる黒瀬川構造帯巡り。最後の見どころは、三瓶町の須崎海岸です。火山灰が降り積もってできたその地層は、かつて水平だったものが横からの力によって褶曲して垂直になり、現在の縦じま模様を観察できるようになりました。遊歩道が整備され4億年前の岩石を間近に見上げることができます。さらに、海上タクシーや屋形船を使ってその迫力の岩石美を海から眺めるジオクルーズも人気で、大地の神秘を感じるこのコースの締めくくりに、ぴったりのスポットです。

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