西予市観光物産サイト 時を忘れる、里山里海ミュージアムへようこそ

名水百選・観音水とそうめん流し名水百選・観音水とそうめん流し

年間を通じて水温14℃に保たれる弱アルカリ性の名水

神秘的な風景が広がる緑深き山腹から湧き出る清水。年間を通じて14℃に保たれ、その名水を求めて1日平均500人以上の人々が訪れる。
1985(昭和60)年に環境省の「全国名水百選」に選定された観音水。今も1日8,000tもの水量を誇り、飲料水のほかワサビの試験栽培やアマゴの養殖にも使用されている。

その由来は戦国時代の天正年間(1573年-1593年)。当地を治めていた兵頭一族が京都の清水寺に参拝したのち、観音堂に観音像を設置したところ、山から清水が湧き出したと伝わる。
水源は宇和町と明浜町の境にある歯長峠に近い標高312mにある鍾乳洞。石灰岩が雨水や地下水で溶けてできた鍾乳洞から流れ出る水はミネラルが豊富で、硬度は1ℓあたり平均66mgと高く、弱アルカリ性の体に良い水として古くから人々に親しまれている。

川岸の苔も幻想的な雰囲気を演出する

観音水の湧出口

水のせせらぎとともにそうめん流しを楽しむ

この美しい水を舞台に地元の有志が中心となり始めたそうめん流し「名水亭」。研究を重ねて作り上げたタレは絶品。薬味も豊富に揃っており、味付けはお好み次第。4月下旬から9月上旬までの期間限定ながら、観音水とともに毎年多くの人々を癒す人気のスポットとなっている。
そうめん流しを楽しんだあとは、周辺の豊かな自然を満喫。遊歩道が整備され湧出口まで散策できる。水のせせらぎと虫の鳴き声以外あたりは静寂に包まれ、しめ飾りが祭られた湧出口は幻想的な雰囲気が漂う。
最後に駐車場付近の水汲み場で名水を汲みお土産に。
静寂のなかから湧き出た自然の恵みを、家に帰宅しても味わうことができる。

観音水の詳細はこちら

清水とともに流れてくるそうめん

マメヅタ

観音洞窟の右隣に立つ観音像

遊歩道の横を流れる谷川

  • 四国西予ジオパーク
  • せい坊と遊ぼう
  • トリップアドバイザー
  • ジオの至宝
  • 西予市